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ガラスフュージング(焼成の種類)

溶着焼成

フルフュージング

高めの温度の焼成で、角は丸みを帯び、合わせたガラスは一体となります。

ガラスをカットしてレイアウトします
フルフュージングでガラスが一体化します

タックフュージング

低めの温度で、ガラスのエッジを効かせたり、パーツを加飾する際の焼成です。

作りたい作品によっては、フルフュージングでも高め、低め、タックの中でも高め、低めと使い分ける事で、幅広い作品が出来る面白さがあります。

フクロウや、木の枝、葉っぱ、文字盤の赤い粒の装飾は、タックフュージングで加飾します

成形焼成

スランピング技法

フュージングで制作した平らなガラスを、モールド(離型剤を施したもの)と呼ばれる型にのせて焼成することで、ガラスは柔らかくなりモールドに沿って形を変化させます。

まだガラスは平らです
ガラスがモールドに沿って変形しました

モールドもいろいろな形が販売されていますが、ファイバーボードや石膏、耐火セメントで独自のモールドを作られている作家さんもたくさんいらっしゃいます。

サギング技法

深さの有る成形はサギングという、溶かし落とす技法を使います。ファイバーボードなどで、ガラスを落としたい部分を切り抜き、その上に平らなガラスを置いて焼成します。

サギングの温度も非常に微妙で、経験しながら自分のベストの温度を理解して行きます。

真ん中を四角に切り抜いたファイバーボードの上に乗せてサギングします
くりぬいた部分が落ちました