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ガラスフュージングで気を付けること

ガラスフュージングで一番気を付けなくてはならないのは、ガラスの膨張係数です。

他の物質と同じように、ガラスも熱すると伸び液状となり、冷めると縮み固形へと変化します。

膨張係数とは、膨張する度合いを表したものなので、単体のガラスをフュージングする時は関係ありませんが、複数のガラスを組み合わせるときには、同じ膨張係数の物を合わせないと歪みが生じ、割れる可能性が非常に高くなります。

現在一般的にフュージングで使用されているガラスは、ブルズアイ社の膨張係数90、モレッティ社の膨張係数104で、ブルズアイ社のガラスとモレッティ社のガラスを一緒に使用する事は出来ません。

窯から出した時点で割れていなくても、あとから割れる可能性が非常に高いです。